レギュレータ regulator 79.

恋人たち。R18





女性向き表現あります。











本当は考えなくてはいけない事ばかりだ。
ゼロ、父、ユフィ、シュナイゼル。捕まってしまったカレン、シュナイゼルの切り札の爆弾、次の作戦。それから───。
「は、あっ」
「……ルルーシュ、何も考えないで」
鎖骨の窪みに舌を這わせられ、それと同時にゆっくりとスザクの手がボタンを外しシャツを脱がしていく。
「今は何も考えずに僕だけ感じてて」
「ん……」

時間は僅かしかない。その間だけは君は世界を忘れ、僕だけのものになる。

スザクの掌がルルーシュの肌の上を這い、唇が辿る。
「ルルーシュ」 
いつもよりも低く欲情でかすれた囁きが、ルルーシュの体を甘くさせた。強請るようにすり寄せれば、スザクは何度もキスをくれる。それは啄むような優しさはなく、深く熱く唇を重ねあい舌を絡めて貪りあう、まるでセックスしているようなキスだ。もうそれだけで、ルルーシュは腰が動いてしまうのが止められない。そして、そんな仕草全てがスザクの理性を少しずつ焼ききっていく。スザクがいつになく乱暴とも言える荒々しさで自分の服を剥くのに応えるように、ルルーシュも自らほっそりとした足から下着を抜き取った。
「スザク、早く」
「ん、ちょっと待って」
スザクは上に着ていたシャツだけ脱ぐと、下は前をくつろげるだけに留める。本当なら何もかも脱ぎ捨てて、ルルーシュの肌とぴったり重なり合いたい。ルルーシュの肌がじわりと薄くにじんでくる汗によって、なんともいえぬしっとりとした手に吸い付く程の潤いと艶を纏い、スザクを誘う。その肌に自分の肌を重ねるのはたまらない。それを知っているから、この決断は断腸の思いとも言えるのだが、何せこの後父親がやってくる。一時間と報告はあったが、それ以上に早くなる確率の方が高い。本来ならばコーネリア到着の際に出迎える予定であったのだが、何らかの不慮の出来事により、間に合わなかった。理由はまだ聞いていないが、あの父親が優先させたのだから何か重要なことには違いなかった。
(出迎えに間に合わなかったら最後だ)
自分が出迎えに走っている間にルルーシュには整えてもらっておけばいい。

一番の選択肢は『このまま何もせずに耐える』ということだが、これだけ求められているのに何もしないなんて男じゃない!

「ルルーシュ、ごめんね」
一言だけ告げると、前戯もそこそこに双丘の窪みに指を埋め込んでいく。小さく悲鳴を上げたルルーシュだったが、すぐに甘い喘ぎを漏らし始める。ルルーシュはまだ数えるほどしかセックスの経験がない。しかもいつもこれ以上ないほどにスザクが十分に時間をかけて丹念に解して、というモノだけだ。だから、これだけ性急に自分の中を作り上げられていく事は初めてだった。だが、自分でも驚くほどに全てがスザクを求め続けている。
「スザク、も、いいからっ」
「ごめん」
スザクはもう一度謝ると、ルルーシュの中をこね回していた指を引き抜き、自身をあてがうと一気に突き上げる。
その瞬間、脳裏で熱が弾け飛んだ。
「ッ……」
「アァ……!」
喉の奥から出された低い呻きと、甘くかすれた悲鳴とが重なった。互いを堅く抱きしめ合い、ひとつに繋がりあったまま甘美な一時に酔いしれる。聞こえるのは深く突き上げているスザクの息と、揺すり立てられているルルーシュからの甘い喘ぎだけだ。
「ぁ、やっ、やぁ……スザク、スザぁ……」
「ルルーシュっ」
規則的に収縮する窄みはいまにも悦びで蕩けそうになっており、スザクを中へと誘い動きを自然と早めさせる。
「……ダメだ、」
出来る限りルルーシュの中にいたい。ずっと一つに繋がっていたい。だが、ルルーシュの中は艶っぽく、えも言われぬ甘い罠となりスザクを締め付けていく。耐えきれずにルルーシュの内壁を大きく抉るように動かした。
「……ルルーシュっ」
「アッあ、アッ……あぁああっ、んあぁあアーッ!!」
二人同時に絶頂を迎えると、一つに溶けあう。
「はぁ、はぁっ、んぁ、ぁ……」
大きく胸を上下させ、くったりとしていたルルーシュが美しい紫水晶を開くと、その瞳から涙が頬を伝っていく。
「ルルーシュ……ご、ごめん」
自分でも性急だったと思うのだから、それほど経験のないルルーシュでは痛みもあったに違いないと、その涙を拭うように唇を押し当てれば、最愛の恋人は違うと首を横に振った。
「……スザクがいっぱいで、嬉しい……」
カアアアッとスザクは顔を赤くする。何せ、禁欲状態に近い状態だったのだ。気遣いなどする余裕もなく、貪ってしまった自分を責めるように俯けば、ルルーシュが少し顔を上げて、自らスザクに唇を寄せてくる。
「何て顔してるんだ……オレが誘ったんだから」
「でも、ごめん……ルルーシュ、すごく色っぽくて止まれなくて、ホントに、ええと……」
今度はルルーシュの方が体までサクラ色に染めあがっていく。
「オ、オレだってスザクじゃなきゃ、こんな」
「うん、僕もだよ。ホントに、気持ちよくて……」
未だ一つに繋げている楔が、ルルーシュの中で存在を大きくしていく。熱が戻ってきたのはルルーシュもだったようで、自らスザクの手を、自分の肌へと触れさせる。
「スザク……こっちも」
先ほどは熱を出すだけで精一杯だった為に、おざなりに触れただけの胸も愛せと強請られれば歯止めなど何処へやら。 さっき少しだけ反省しかけたモノも遠くへと飛ばされる。紅く主張している飾りを指先と唇で触れながら、腰を使いはじめる。
「はん……スザク、もっとぉ」
「ルルーシュ、どうしよう止まれない」
「止まらなくていいからっ」
時間がないということも影響してきているのだろう。恋人たちに許された短い時間をどれだけ濃厚に過ごすか。
ルルーシュの細い腰が艶めかしくくねりだし、二人をてっぺんへと誘い出す。共に絶頂を目指し、スザクも堅く抱き締め、駆け上がっていく。

「……ルルーシュ、大丈夫?」
「あ、ああ……なんとか」
「今度は一晩中抱いていたい」
「それは……困ったな」
手を貸して歩くスザクにルルーシュは笑みを浮かべる。
「オレは一晩じゃ足りない」
「ル、ルルーシュ!」

結局2人とも服は総替えとなった。着替えがあって良かったとそう思う。慌てて身支度を整えて、ルルーシュの足元は覚束ないものがあったが、それでも何とか父親の到着を神妙な顔で迎えることが出来たのだから、条件はクリアされたと言っていいだろう。枢木首相は息子をちらりと眺めただけで何も言わず、コーネリアと握手を交わす。
「申し訳ない。急を要する事が出来まして」
「いや、私の方が無理を言っているので」
挨拶もそこそこに、枢木首相はコーネリアとルルーシュに報告があると告げ、同行してきた人物に前にでるよう促した。

「殿下方には、ご機嫌麗しくお過ごしのようで何よりでございます」

全員が驚く中、姿を見せたのはナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタインであった。





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