テーマ:麒麟と王

麒麟と王 71

即位式。 宮殿前広場に広がる民、民、民。 みな待ち焦がれていた新しい王。新しい王を皆に披露する大事な儀式だ。 玉座の横に柔らかな笑みをたたえた少年が立っているのが見える。 あの場所にいるのだからあの少年が自国の麒麟に間違いない。 台輔があれだけ晴れ晴れとした姿を見せているのだからと、新王への期待が膨らむ。 …
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麒麟と王 70

ちょっと拗ねてるスザク。 結局、大掛かりな人事は即位後となった。 新王に対して、不満を持っていた臣たちも、王の立ち居振る舞いや考え方、国や民の未来まで視野にいれた政務を目のあたりにして、ストライキを早々に取りやめ仕事に勤しむ様になった。 足掻きはやめろ、と事前に言われたが、誠心誠意をもってする仕事は足掻…
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麒麟と王 69

首筋だけではないと思うけど・・・。 王は一日休みだと麒麟が宣言した次の日のルルーシュは、確かに元気になっていた。 首筋の鬱血の痕は見なかったことにしよう。カレンはそう思った。 「人事はゆっくりでいい」 ルルーシュの一言に、セシルはスザクの方を見た。スザクがセシルの視線を受けて、軽く手を上げる。…
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麒麟と王 68

ちょっとだけ、女性向き表現あり。ほんの少しですけど。 スザクの唇に、指先に、柔らかな舌に。体中を何度も愛しそうに撫でられて、何度も嬌声を上げさせられて。 ただ、スザクにしがみ付いていて。 気がついた時には、スザクの腕に抱き込まれていた。 「あさ?」 空が薄っすらと明るい。まだ、起きるには早い…
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麒麟と王 67

皆心配しているんです。ルルーシュの仕事量に。 スザクはさっきから考え込んでいる。 先程、C.C.に回廊で呼び止められた。 「おい、スザク。お前の王は何を焦っている?時間なら山ほどあるだろう?」 ルルーシュが詰め込むだけ詰め込んで仕事をこなしているようにスザクも思っていた。 「焦っているのかな・・・」…
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麒麟と王 66

天子ちゃんも可愛いですが、リーファちゃんも可愛くないですか? 歌姫の後ろに立っていた青年はすぐに叩頭した。 「主上、台輔にはお初にお目にかかります」 歌姫も叩頭しようとしたが、ルルーシュが止める。 「叩頭はしなくていい」 「いいんだ。そのままでいいよ」 スザクの言葉で歌姫も顔をあげる。 「名は?…
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麒麟と王 65

リヴァルって手先が器用そうだと思うんですけど。 「おやおや。こんな老いぼれが必要ですか?」 「えーっ!私何にも出来ないわよ!」 ルルーシュは笑う。そう言いながらも二人とも楽しそうだ。 「爺様。いま城の中は酷いものなんです。全ての官に免職を言い渡しました」 「官吏たちが巣食っていましたかの?」 「え…
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麒麟と王 64

ルルーシュの周りに置くのは信頼できる人のみです。 「侍従及び女官は、最低限の人数以外はすべて免職する。楽師、兵士も同じくとする。使っていない離れ等も全て閉鎖。人事は後日発表する」 王の言葉に官達は焦りの色が隠せない。 「それから、」 新王はその繊細な面とは裏腹な怒りを纏っていて、官達はひれ伏すしかない…
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麒麟と王 63

みんな色々大変です。頑張れ。 全員、次の日から動き出し始めた。 朝議にスザクを伴って出席してみる。あからさまな見下した態度。 ルルーシュは黙って話を聞いている。一言も口に出さない。ただずっと聞いている。 後ろに控えたスザクも同じだ。 臣達の中には黙ったままの王の目が時折鋭く細められるのに気がつい…
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麒麟と王 62

こちらでは、スザクがルルーシュにギアスを掛けました。 回廊を歩いて庭院へ出る。 アーニャが放した飛鼠が2匹、ルルーシュの姿を認めて走ってくる。抱き上げるとルルーシュの頬に顔を擦り付けてきた。 ロイドとセシルに見せる。セシルは笑顔で手を伸ばし飛鼠の頭を撫でた。 「知っていたのに、お教えしなかったこと…
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麒麟と王 61

申し訳ありません。オンラインブックマークされている方が数名いらっしゃるようです。おそれいりますが、外していただけますか?PCのお気に入りならいいのですが、オンラインは色々大変なので。どうぞ、よろしくお願いいたします。 セシルがルルーシュの姿を見て走ってきた。 「ルルーシュ様!」 「すまない、セシル。心配を掛けた…
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麒麟と王 60

60話になってしまいました。 ようやく、形ばかりの儀礼が終わった。結局一日丸つぶれだ。 「こんなものが必要なのか・・・」 長椅子にぐったりと座るルルーシュにスザクがお茶を淹れる。 ルルーシュに出すお茶はすべて自分が淹れるとスザクは決めていた。先程もそれで女官達と一悶着してきた。 台輔にそんな事はさせ…
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麒麟と王 59

やっと、R2サウンドエピソード5聴きました。爆! 玄武が国に近付くにつれ、見えてくる光景に2人は声も出さずに驚いていた。 ルルーシュとスザクはお互いの顔を黙って見合わせた。 「なんか・・・」 「凄くないか?」 はためく無数の旗。正面に見える建物の前には平伏する人、人、人。 「どうしようか?…
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麒麟と王 58

甘々で。 ルルーシュが素直にキスを受けた事にスザクは内心驚いた。 まだ頭をスザクの肩にこつんと乗せているルルーシュ。 (うわあ、可愛いかも) ルルーシュはキスしたことに動揺していた。思わず口元を片手で覆う。 (ちょっと待て。流されるな。確かこいつ・・・) (もう一回、キスしていいかな) …
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麒麟と王 57

うーん。プロポーズ? 天勅が済んで、蓬山の頂上に着くと玄武が待っていた。 島ほどの亀。甲羅に小さな宮を持つ。無人だが、一泊できる用意はきちんと整っている。 「こっちだよ、ルルーシュ」 スザクの後を歩く。なるほど、これは空を飛ぶ島だ。このまま一昼夜かけて、王を国まで運ぶ。 「不思議だな」 伝説が…
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麒麟と王 56

ロイドさん達がいると、賑やかになっていいですね。 一段、一段昇る事に情報が書き込まれていく。 王と宰相の責任、政務。国のこと、民のこと。してはいけないこと、しなくてはならないこと。 天勅をまさに受けた、という実感。 ルルーシュはその受けたものの余りの重さにしばし、呆然とする。 まさに、王が国の要…
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麒麟と王 55

昨日から暑いくらいです。でも、来週から冷え込むとか。体調には皆様お気をつけ下さい。 庭に出ると、小さな妖魔が2匹籠に入っていた。 白いのと灰色のと。なるほど、耳の短い兎のようだ。 これが、父と兄。 「いい?ルルーシュ」 頷くと、スザクは飛鼠と見合い、何事かつぶやいて、「シャル」と言った。灰色…
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麒麟と王 54

父と兄。 コーネリアとユーフェミアが近づいてきた。 「コーネリア様!ユフィ!」 スザクが駆け寄る。 「あら、ステキですわスザク」 礼服に着替えたスザクを見てユーフェミアがニコニコしている。 「どうした?」 「えっと・・・あの」 言葉が出ない。 17年間、過ごした場所。慈しみ、育ん…
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麒麟と王 53

最初は少人数から。 「おい、カレン」 振り向いたカレンはルルーシュの態度がいつもと違うことに気がついた。 「なに?どうしたのよ?」 散々悩んだという顔をしている。 「ルルーシュ?」 「カレン、お前オレと一緒に城に来る気はあるのか?」 カレンはルルーシュが王になるという事は…
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麒麟と王 52

急に寒くなりましたね。昨日から湯たんぽ登場。末端冷え性なのでつらいです。 ロイドからの手紙は現在の居場所を知らせる簡単なメモだった。 「えーロイドさんの手紙ってこれだけ?」 仰々しい封筒に、封蝋まで施してある。 もっと、つらつら書き連ねてあるかと思った。 カレンは拍子抜けしたように呟いた…
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麒麟と王 51

小さいスザクって可愛いですよね。 スザクが部屋に入ると、ルルーシュは椅子に座り月を眺めていた。 ルルーシュに月が見惚れているような。 月にまで嫉妬している自分に気付いて焦る。 柔らかくて、いつまでも傍にいたい空気。多分これがルルーシュの王気だ。他の誰からも感じない気配。 キラキラしたり、…
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麒麟と王 50

シュナイゼルが欲しかったもの。 コーネリアが重い口を開いたのは、誓約が済んでしばらく経った頃だった。 「そなたの兄のことだが」 和やかだった空気が一瞬で硬くなる。 ルルーシュも真剣な眼差しでコーネリアを見た。 「はい」 「あの後の事は誰かから聞いてみえるか?」 「いえ・・・・」 ふうと、大…
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麒麟と王 49

王の目覚め。みんな大騒ぎです。 「ルルーシュ!」 「ルルーシュ様!」 主の目覚めの知らせを受けて、護衛2人が駆け込んでくる。 が、 「ちょっと、スザクどきなさいよ!」 「嫌だ!絶対にどかない!」 寝台に体を起こしたルルーシュを後ろから抱きしめるようにスザクが座っている。 「何で…
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麒麟と王 48

世界が待っている。 「姫様方、お茶をお持ちしました」 ギルフォードが茶器を持って入ってくる。後ろには菓子盆を抱えたアーニャ。 「あらあら、アーニャ。あなたジノ達の所にいなくていいんですの?」 「だって・・・スザク辛そう」 「私も、あちらに居るのは辛いですね。居ても何も出来ないというか・・・。結局…
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麒麟と王 47

1期からR2を見ると、スザクが笑わないのがつらいですね。笑顔がない。 スザクは片時も離れなかった。 「スザク、お前体に障るぞ」 「C.C.、ごめん」 「どうして、お前が謝る。お前は何も悪くない」 椅子に座っているスザクは立っているC.C.を見上げる形だ。 「こうやってC.C.を見るのは久しぶり…
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麒麟と王 46

「ルルーシュっ!!!!」 小さな男の子が泣いている。 どうした?どうして泣いているんだ?どこか痛いのか? 「ぼく、おうさまをみつけられないんだ」 それは困ったね。こっちへおいで。 「おうさま?」 さあ、スザクはそう言っていたけどな。自分では、わからないんだ。 「きりんには、わかるんだって」 ふ…
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麒麟と王 45

風邪ひきました。 それが運命なら。 「オレはまだ、王じゃない。誓約していませんから。だだのルルーシュです」 ルルーシュは動かない足を必死に引きずる。 「オレが死んでも、すぐに次の王が来ます。今なら、被害は少ない。民や天を巻き込むことはないでしょう?」 「兄上が憎いのはオレなのだから」 …
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麒麟と王 44

ギアスのコレクタブルボード、2枚やったら前回と同じものが2枚!項垂れたら旦那が黙って200円くれました。おかげで違う絵柄ゲットできました! 「君はなかなか死ななかったよ、ルルーシュ」 『あにうえに、いただきました』 「君が憎くてね、最初に毒を盛ったのは私だよ」 『ルルーシュ、それは食べないで!』 …
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麒麟と王 43

食玩のギアスマスコットのルルが幼児体型で好きです。おなかがぽこっ。 「正確には昇山する父の随従で参りましたが」 「昇山は生涯に唯一度となっている。再度の訪問の理由を聞こう」 シュナイゼルは不敵な笑みを浮かべていた。 「天と世界を壊すため、と申し上げておきましょうか」 そうして、ゆっくりと振り向く…
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麒麟と王 42

ネリ様、好きです。 しっかり掴まれと言われても。 「ジノ!あんた一体何なの!」 「俺?スザクの使令だよ」 「使令・・・」 鷹になっても、青い目はそのままだった。 カレン達は蓬山、甫渡宮に降り立った。本来なら昇山者達が麒麟と対面する時に使われる離宮だ。 「悪いが、ここで待機してくれ。これ以…
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