テーマ:アポカリプス(apocalypsis)

apocalypsis -アポカリプス-  (完結)

apocalypsis -アポカリプス-  (完結) ガウェインの足下に立ったC.C.は、戻っていくジェレミアの後ろ姿を見送る。 「……あいつの忠義もたいしたものだな」 ジェレミアにルルーシュからの伝言───これからの作戦内容を伝えれば、一時はブリタニア軍でも優秀な士官だったジェレミアは自分…
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apocalypsis -アポカリプス- 146.

開幕 まず扇が最初にしたことは、黒の騎士団メンバーへの後退命令であった。 「いいか、ゼロも言っていた。今、勝っている間に移動することが大切なんだ。この戦況が変わってくる前に退がらないと、今度は安全が確保出来ない!」 「今、この時に退陣するというのですか!? あと少しでブリタニアに勝利する…
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apocalypsis -アポカリプス- 145.

任せろ 神根島が近づいてきている。 「……ここまでは計画通りだ。まあ計画通りと言っても自分たちのことしか分からないが……」 一都市を使っての大規模な作戦である。きっと計算違いのことも起きているだろうと想定されるが、失敗している可能性はほぼ無いとルルーシュは言い切ることが出来た。 皆がいる。これはかなり…
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apocalypsis -アポカリプス- 144.

それぞれの役割 ゼロが消えたとの報告を受けた藤堂は静かに頷いた。 「あのゼロのことだ、考えもなしに動くはずがない」 藤堂にそう言われ、黒の騎士団のメンバーは騒ぐのをぴたりと止めた。 「……た、確かに他にやることが出来たと言っていた」 黙って消えたのならばともかく、きちんと伝えた上でのことである。…
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apocalypsis -アポカリプス- 143.

前へ。 もう少し戦局を詰めてくるとアッシュフォードを飛び出したルルーシュの向かう先はブリタニア政庁だ。といっても、ゼロに政庁まで潰す目的はない。今もガウェインをブリタニア軍兵士たちが追いかけてきているのだが、一般兵のKMFにはフロートシステムが搭載されていないため、まず追いつかれることはない。皇帝勅令の…
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apocalypsis -アポカリプス- 142.

救出 「うん、会長、助けに行きましょうよ!」 窓から張りついて外の様子を眺めていたシャーリーが振り返る。 「あの機械のせいでスザクのKMFが動かないみたいだからさ、どこか故障でもさせればいいと思う」 リヴァルもうんうんと頷いている。 「カレンのことも心配だけど、まずは動けないスザクくんを助けなき…
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apocalypsis -アポカリプス- 141.

勇気 「やった!」 今回のゲフィオン・ディスターバーは前回式根島で使用されたものよりも幾分か性能は落としてある。これは学園内だからというさも最もらしい理由により、ゼロがこの規模にさせたのだが、まあ実際はランスロットへの負荷をなるべく低くさせる為のものである。あんまりやりすぎるとどこかのおもし…
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apocalypsis -アポカリプス- 140.

動く アッシュフォードの生徒会室で広げたモニターを眺めているゼロと、入れ替わり立ち替わり出入りしている黒の騎士団メンバーを生徒会メンバーは遠巻きにしているしかない。 仮面の中からルルーシュが確認すれば、リヴァルが全員を守るように一番前に立ってこちらを見ている。 (リヴァルもやるじゃないか。会…
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apocalypsis -アポカリプス- 139.

勅令 「あのさ、頼みたいことがあるんだ」 ジェレミアはその命令に「イエス」と答え、V.V.は自分の足下に跪く男に満足げな笑みを浮かべた。この男はV.V.の虚栄心をいつだって十分満足させてくれる。ギアス嚮団の連中は、嚮主としてV.V.を崇めてはくれるが、それは力への恐怖からだ。ジェレミアはそれ…
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apocalypsis -アポカリプス- 138.

開演 ミレイは全生徒へ「絶対に寮から出るな」と校内放送をかけてから、生徒会室へと飛んで戻ってくる。 「ナナリー、離れちゃ駄目よ!」 「はい!」 ユーフェミアの行政特区日本の失敗は、ブリタニア帝国の世界での地位を脅かすものとなっていた。なにしろあの大失敗が全て世界へ配信されてしまっている。そ…
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apocalypsis -アポカリプス- 137.

情報操作 情報は次から次へと入ってくる。 「租界湾岸地区を中心に、暴動発生!」 「放送局が乗っ取られています!」 再度イライラとしながらコーネリアは移動を開始している。空から租界を目指すコーネリアと、地を移動するその他の兵たち。しかし、幹線道路は軒並み反乱の人々の妨害により、なかなか進めずにい…
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apocalypsis -アポカリプス- 136.

何も出来ない 現在、コーネリアはいらいらとしながら移動中だ。 「ダールトンとはまだ連絡は付かないのか! ユーフェミアは無事なのか! いったい軍は何をやっている!」 そのダールトンが軍を動かさない為に、群衆の騒ぎは暴動化されようとしていた。騒ぎは競技場の外に溢れている人々にまで広がり、全員が口々にブリ…
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apocalypsis -アポカリプス- 135.

崩壊 大騒ぎの群衆を前に、ユーフェミアは笑顔のままだ。 「ユーフェミア殿下!」 慌てて走ってきたスザクに対してもユーフェミアはにこにこと笑っている。 「ユーフェミア殿下、一体何を」 「中止です。もう止めるんです。皆帰っていいですよ」 あっけらかんとしたユーフェミアの表情と言葉の差に、最初は呆然…
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apocalypsis -アポカリプス- 134.

ギアス 「姫さま!?」 突然くるりと身を翻し、ユーフェミアが会場のステージの方向へと歩き出す。 「ユーフェミア殿下?」 ダールトンに続いてスザクも声をかけるが、周囲の声など一切聞こえていない様子でつかつかと歩いていく。 「ゼロ、何をしたんだ!」 スザクの問いかけに、ゼロは不敵に笑ってみせる…
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apocalypsis -アポカリプス- 133.

式典 「本当に大丈夫でしょうか?」 スザクが問いかけた相手、それはダールトンであった。問われたダールトンは仕方あるまいと答えるしかない。 「頑固なところはご姉妹でそっくりであられる」 そう、妹ユーフェミアと同じく姉コーネリアも相当頑固であった。そしてその頑固さによって幼稚な行動をとった今日の事…
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apocalypsis -アポカリプス- 132.

さあ、始めよう その日は朝から青空の広がる美しい日であった。 ナナリーは太陽の差し込む窓から、見えぬ目を空へと向ける。 「……とうとう始まるのですね、お兄さま」 「ああ……」 今日、全てが終わり、全てが始まる。 何度も何度も計画は練り直された。 時には夜を明か…
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apocalypsis -アポカリプス- 131.

動く 「以上。全員、武装のまま式典会場外にて待機せよ」 ゼロの説明が終わると、途端にざわめきが広がる。 「ちょっと待ってくれ。ゼロはそれでは特区には参加しないという事なのか?」 扇が声を上げる。それは当然だ。今まで特区日本に対しずっと沈黙してきたゼロがようやく動いたかと思えば、この命令だ…
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apocalypsis -アポカリプス- 130.

作戦 行政特区の志願者が増大しているというニュースを横目に見ながら、ルルーシュはシュナイゼルから届いたデータの確認に忙しい。 「ナナリーの行方を確認してから、神根島に移動だ。カレンを煽っておいてくれ」 「親衛隊長自ら、ここでゼロの正体を知るわけか」 同じくC.C.も特区のニュースを眺…
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apocalypsis -アポカリプス- 129.

シンプル シュナイゼルは本国へ戻ると一度皇帝との謁見を試みたが、直接の対峙ではなくモニター越しとなった。皇帝に変わったところも見受けられない代わりに、シュナイゼルが裏で行っていることについても言及されることもなかった。 「これはどういう事だと思うかい?」 尋ねるシュナイゼルにカノンもはっきりとした返…
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apocalypsis -アポカリプス- 128.

違い 「C.C.、それで今はお前は情報をセーブしているのか?」 「遮断している。だからマリアンヌも現在の様子が知りたくてうずうずしているはすだ」 少し前から、繋がることを拒否してきた。どうやっても計画を実行したいあの夫婦には「ルルーシュがギアスの力を最大値まで増幅させる」そして「C.C.がルルーシュ…
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apocalypsis -アポカリプス- 127.

心配 それでもやはりナナリーの一番心配なことは兄ルルーシュの事だ。皇帝の前に突き出されてしまったその後の展開は今は誰にも分からない。おそらく───そうこれもただの推測でしかないのだが、最悪殺される事はないだろうという事だけだ。しかし、繰り返すようだが憶測でしかない。 その点においては兄シュナ…
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apocalypsis -アポカリプス- 126.

決意 「ルルーシュ、決めたよ。僕はラウンズになる」 ふてくされた顔で帰っていった翌日、ロイドとセシルと共にルルーシュの前に現れたスザクの開口一番のセリフがこれであった。 「ラウンズ!?」 「ゼロを引き渡して、ラウンズの地位を手に入れる。ユーフェミア殿下を失脚させるんだからそのまま騎士…
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apocalypsis -アポカリプス- 125.

変更 帰ってきたスザクを、ロイドとセシルが珍しいものでも見るかのような顔で出迎えた。何しろ告白以来、スザクが特派に戻ってくる夜はほぼ無いと言っていい。 「おっかえりぃ~。どうしたの、殿下と喧嘩でもした?」 肩ががっくり落ちきっているスザクは「そんなもんです」と小さく答えた。その答えにセシ…
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apocalypsis -アポカリプス- 124.

命令 まずやらなければならなかったのは、計画の全ての練り直しだ。 ブリタニア皇帝の最終目的、それは神を殺すということ。 Cの世界に踏み込み、全人類の思考を乗っ取り、現在の世界を破壊する。誰も嘘のつけない世界。 「よくこんな途方もないことを考えるものだな」 「嘘がつけないって言い方は優しいけど…
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apocalypsis -アポカリプス- 123.

契約 だがC.C.の話の中で一番大切なこと。それは。 「あいつらの……計画は……終わっていないんだろう?」 「ああ」 崩れかけているだけであって、決して諦めたわけではないのだ。 ルルーシュはギアスを暴走させていない。もしもルルーシュが一人だけで現在まで行動していたのならば、きっと使用…
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apocalypsis -アポカリプス- 122.

実験と計画 4人はしばらく黙り込んだままだ。 リビングのソファにC.C.が一人座り、向かいにルルーシュを真ん中に両脇にスザクとナナリーが座る。深く腰掛けて天井を仰ぐルルーシュは半分スザクに支えられ、ナナリーは兄の手を握りしめてその肩に頬を乗せていた。 どのくらい時間が過ぎたのか、ルルーシュが顔をC.…
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apocalypsis -アポカリプス- 121.

謎 ルルーシュがディスクを入れると、すぐに映像が始まった。 「遺跡?」 「ああ、神根島の遺跡だ。あの場所をすでにクロヴィスは秘密裏に調査していたんだ。コードRというプロジェクトを立ち上げていたが、そのデータをシュナイゼル兄上がいつの間にか手に入れていた」 「…………その経路の詳細は知りたくないね」 …
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apocalypsis -アポカリプス- 120.

異変 だから隙があったのかもしれない。いや、これは隙といえるのだろうか。 私は今まで望んできたこととは違うことを、思わず望んでしまったのだ。 手作りクッキーと紅茶を乗せたトレイを持って現れたルルーシュを、スザクとナナリーが大喜びで迎える。 「スザク、これをセシルさんに渡してくれないか。こ…
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apocalypsis -アポカリプス- 119.

目的 かなりの急ピッチで行政特区日本の計画は進められていく。ブリタニアが統治しているエリアの中で初の試みとなる訳だが、かなり異色な区域になるのは致し方ない。 なにしろ「日本人はここではブリタニア人と平等」と謳いながらも、筆頭となるのがエリア11副総督なのだからいくら平等だ自由だと言ったところ…
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apocalypsis -アポカリプス- 118.

褒美 ───行政特区日本建設がどんどん進んでいく。 クラブハウスに現れたスザクの顔を見て、ルルーシュがクスと笑みをこぼした。 「お前の方が疲れた顔になっているな」 「……ダールトン将軍も同じ顔になってるよ」 さっきTVのニュースで観た特区への参加を呼びかけていた皇女は今にも歌い出しそ…
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