テーマ:騎士は白馬に乗っているとは限らない

「Happiness of beginning 」 (ちびルル 5歳・番外)

[Happiness of beginning ] ブリタニアでは新年の大騒ぎが始まっている。12時に花火が大きく花開き、国中あちこちでお祭り騒ぎ。 そんな中、人々の騒ぎなど遠い世界のような空間がアリエスにあった。 暖炉の傍、炎だけが灯りとなって穏やかに部屋を包む。 ルルはマシュ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 248

楽しかったお泊り会。 「ということに決まったの」 何でもないことのように皇妃はそう話した。 「でもっ」 思わず声を上げたスザクだが、黙って首を横に振るマリアンヌの姿に踏み出してしまった足を元に戻す。スザクの後ろでは友達とはしゃぎ回るルルの声が聞こえる。 あんなに楽しそうなのに。何とか出来ないのだ…
トラックバック:0
コメント:7

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 247

ルルは”ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア”だから。 再びきゃあきゃあと皆でお庭で追いかけっこをする。結局はこうしてみんなとはしゃぐことが出来れば”楽しい”ことになるのだ。 勿論、KMFは文句なくかっこいいし、レースがいっぱいのドレスも綺麗。でも今は皆と走り回っていることが一番楽しい。 「でんか、つーかま…
トラックバック:0
コメント:11

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 246

みんな未来へと続いてる・・・。 ランスロットから下りてくるスザクに向かってルルが走り出した。いつもの光景である。走り寄る主に向けて騎士は膝を折る。恭しく礼をとった後はすぐに立ち上がりひょい、と抱き上げる。そして主から賜る褒美のキス。 この儀礼がよもや10年後、12年後まで続き、しかも(殿下との抱擁が)レベ…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 245

夢はKMFのパイロット。 今日は何をしたいか、という問いかけにアランは大きな声で答えた。 「ナイトメアがみたいです!!」 ちょっと前までケーキ屋さんになりたいと言っていたアランがこう叫ぶのでタマキ達はビックリしている。確かにあのテロの時のあまりの格好良さにしばらくは男の子全員、将来はナイトメアのパイ…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 244

努力は人には見せないものだから。 朝。 子供達を起こさないように騎士達が部屋を抜け出していく。さすがにルルは慣れたものでスザクが傍らを抜け出すときにはぱちりと目を開ける。 「ルル、行ってくるね。まだ寝てていいよ」 「・・・うん」 バイバイと小さく手を振るルルの頬にキスをすれば、笑顔を見せたあとに…
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 243

皆が見守っているから。 皇帝撃沈の事の顛末を聞かされたマリアンヌはあら残念ね、と言いながら顔が嬉しそうに笑っている。 「それでは今夜の襲撃はなさそうね。ミッション5は必要ないでしょう。スザクさん解除してもいいわ」 「イエス・ユアハイネス」 後ろに立っていたジノやアーニャが同様に頷く。 完…
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 242

仕方ないよパパ。 「仕事を片付ければ良いのだなっ!」 「そうです、陛下」 特務総監とナイトオブワンが用意したのは机の上に山積みにされた書類。ここでちょっと量を調整してあげよう、なんて心遣いは一切無い。今から猛スピードでこの山が崩されて行くであろうこんな機会を逃してはならないのだ。後日でも構わない仕事も忍…
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 241

ついつい癖で(笑) 陽が傾きかける頃になると、風もずいぶんひんやりとしてくる。 「くしゅん!」 ナナリーが小さなくしゃみをしたのを合図に今度は遊び場は宮殿の中へと移る。とはいえ、さすがにここでは追いかけっこは出来ないだろうと園児達も思う。 廊下は広くてピカピカしているが並んでいる調度品が高価なもの…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 240

愛すべきヘタレな三男坊。 クロヴィスはアリエスの美しい芝生の上に座る。ほんの少し前まで直にこうして座るなどと考えたこともなかった。太陽に暖められた芝生は気持ちがいいし、草や花に近づいたような気がする。 そう思っているから先日母の・・・ガブリエッラ皇妃の離宮の芝生にも腰を下ろしてみたのだが、これがまたチクチ…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 239

主の成長の為に、時には騎士、我慢です。 幼稚園に入る前のルルがそうであったように、ナナリーも同じ年頃の子供と遊ぶ機会というのはあまりない。あまりないどころかナナリーはほぼ皆無と言ってもいいだろう。 小さな子供と接触する場面などユフィとともに訪れる病院の小児科か養護施設。当たり前だが双方とも「では遊びま…
トラックバック:0
コメント:13

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 238

珍獣使い(?)ビスマルク・ヴァルトシュタイン。 シャルル・ジ・ブリタニアはストを決行した。 とにかくここ数日のあいつらの皇帝への扱いときたらそれはひどいものだ。 とても世界の3分の1を治めている皇帝へのものとは思えない。 「しかしながら陛下。陛下の行いも皇帝としてはいかがなものかと思われますが…
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 237

王子様とお姫様の現実。 シルヴィアはとってもとっても面白くない。 タマキがユーフェミア殿下を見つめたままなのである。 そりゃあね、とシルヴィは思う。シルヴィのおうちも大きいし、帰ればお嬢様だしドレスだって(一応)持ってる。でも本物のお姫様にはかなわない。 ユーフェミア殿下はいつだってお姫様…
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 236

こんな風景はあの頃では夢のまた夢。 アリエスの美しい庭の木陰に用意されたのはビュッフェスタイルのランチ。殿下のご友人達、ということでアリエス離宮のコック達が張り切って用意したそれは見た目も可愛らしく、そして食べやすく工夫されたものだ。しかもサンドウィッチやパスタなど、一般家庭からかけ離れていないもの…
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 235

ブリタニアのヒエラルキーの頂点(事実関係)。 がしゃん。 子供達が遊ぶ姿を遠目に見ながらガーデンパーティーの用意をしていた元すっとこどっこいさん達は、突然のその音に慌てて全員が振り返る。 そこにはお皿をテーブルに置いてわなわなと震えているマリアンヌ皇妃。 さきほどまで和やかにテーブルセッティン…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 234

ブリタニアの吸血鬼・・・のはずですが。 「わあいラウンズだ!!」 子供達が大勢で嬉しくて小躍りしたいルキアーノである。 『いいか、威厳を忘れるな』 ナイトオブワンから何度も念を押された言葉を頭には思い浮かべるものの、にこやかに笑うルルが目の前にいては霧散していく。 普段から気さく…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 233

ブリタニアではラウンズはいわゆる「ヒーロー戦隊」扱いではないかと(笑) 「うわあああっ!!!すっげえ!!!!」 全員があんぐりと口を開けた状態で眺めている。皇帝がいるという世界が当たり前に育ったとはいえ、皇宮など縁がある訳がない。 TVでしか見ることのない世界が目の前に広がっている。 …
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 232

新たなテロ、発生か? 「ベアトリス、食事のほうだけど」 「マ、マリアンヌ様っ!?」 あの元テロリスト達と一緒に大広間の準備をしていたはずの皇妃が目の前に現れて、特務総監が大慌て。 「よろしいんですかっっ」 「何が?ああ、あの人たち?大丈夫よ、ルルがあっという間に落としてたわ」 「わあ、すご…
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 231

埋め合わせは必要ですよね? ルルが綺麗なカードを一枚一枚、皆に渡す。皆はそれをうれしそうに受け取る。 「みんな、きてねっ!」 「「「わあああいっ」」」 それは園児全員に配られたアリエス離宮へのご招待状。雨で遠足にも行けず、その上テロにまで巻き込まれた子供達への贈り物。 「どうぞ、遠慮なくお泊…
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 230

今日の空は晴れ渡っています。 「こうやって、上に飛び上がる」 スザクの体が地面から離れる。そして回転。足だけではなく、体全体を回転させるのだが軸はぶれない。 確かに頭が先にあったはずだというのに、最後には足で蹴りが入るのは何故だ?何回も見せてもらっても全く分からない。 そしてくやしいことに、騎…
トラックバック:0
コメント:11

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 229

さて、「陽昇流誠壱式旋風脚」直伝となりますでしょうか。 「えーーーーっ!!!そんなのいやだっ!!」 開口一番に飛び出したのはこれだった。 ルルーシュの騎士が幼稚園にやってきたのだ。 あのテロの時の蹴りっ!あれがやりたい、やってみたい。 そんな皆の前で騎士は一言。 「まずは軽くジャンプするこ…
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 228

だって。ドSで腹黒で策略家の宰相ですから。 敵のナイトポリスに放ったランスロットの2回転キック。 そしてルルを片手にスザクがテロリストに食らわせた回し蹴り。 「あれ、やりてーっ!!!」 KMFでの2回転キックはそりゃもう”真似したいNO.1シーン”である。だがいくらやっても出来ないのだ。 …
トラックバック:0
コメント:9

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 227

さあ、終りましたよ。 笑いすぎて体が痙攣を起こしているのだろう。ヒクヒクと手足が動いている。その様子をピロリロリーンとアーニャが動画に収めた。 「ナイトオブシックス。それはUPしてもOKよ」 わかったとアーニャは頷く。とはいってもこのテロ自体報道規制が掛けられておりいわゆる”秘密事項”になっているので公式H…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 226

お仕置き♪お仕置き♪ その後、お仕置き部屋(いつから名前が付いてる?)からは、不気味な笑いが絶え間なく聞こえていたという。 「ひゃっ、ひゃっひゃ」 「んもう、下品ね。イヤだわ」 カノンがいかにも嫌そうに顔をシカメているが、手には羽はたきを持ったままだ。 「いいこと?これ以上傷つけたら…
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 225

一般的にはカレンの意見が正しいと思うんですけど。 庭の向こうから駆けてくる小さな姿。 「おにいしゃまあ」 「ナナリー!」 ルルはぴょんと父の膝から飛び降りると妹に向かって走り出す。 テロリスト達の最初の狙いはナナリーだったと聞いたとき、どんなに驚いただろう。大事な大事な妹。無事な姿を見て…
トラックバック:0
コメント:10

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 224

まあ、最大のミスはナンといっても”コレ”でしょうね。 「陛下。陛下はいいんですか?」 ムスっとした顔のままスプーンでかぼちゃプリンを口に運んでいるブリタニア皇帝(通称ブリロール)は愛息の騎士の言葉にさらに渋面を作る。 「あやつらが儂の入室を拒んだのだ!」 あやつらとはビスマルクを筆頭とするラウンズ…
トラックバック:0
コメント:11

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 223

マリアンヌママたちに叱られ中です。 それにしても、と思う。 「余りにもお粗末なのよね・・・」 はあ、と頷くのはテロリストの下っ端ども。リーダーは何処ぞの騎士によって(!)現在2度目の失神中である。 テロリスト達は目の前の椅子に腰掛ける美しい皇妃をおずおずと伺う。メディアで見ることしかなかったブリタ…
トラックバック:0
コメント:8

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 222

さて、始まりますか? すっとこどっこいでアホでおバカさんは、どこまでいっても抜けているようで最後の最後まで悪足掻きを見せた。 コーネリアの腕をふりほどいて、標的を小さな皇子へ。 そして騎士は。 皆の悲鳴の中、小さな主を抱っこしたまま綺麗な回し蹴りをすっとこどっこいに食らわせた。 …
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 221

怒りの根源が変わってきてませんか?くるるぎさん。 降っていた雨がいつの間にか止んでいる。薄日が差し込むその中で白い機体のコクピットのハッチが開く。リフトを片手で掴んで降りてくる姿に向かってルルは駆けだした。 仰向けに倒れているナイトポリスを俯せにひっくり返すと、ギルフォードは緊急脱出装置を外か…
トラックバック:0
コメント:14

続きを読むread more

騎士は白馬に乗っているとは限らない 220

まあ、これぐらいは許してあげてくださいな、ロイドさん。 「往生際が悪すぎるっ!」 コーネリアの機体が右へと動けば敵は左へと逃げる。 「ふむ、操縦の基礎はなっていないが、カンはいいようだな。だが、いつまで保てるかだっ!枢木!」 「心得ていますっ!」 左に逃げたところでそこに待つのは白き死神…
トラックバック:0
コメント:12

続きを読むread more