テーマ:君の罪は僕の罰

こんな夜 その後

「こんな夜」のその後のお話 「先の話」  いったいどのくらいの時間、我を忘れて互いをむさぼりあっていたのだろう。  途中、スザクに抱き上げられて寝室に移動しても途切れることなく続いていた嵐のような熱が過ぎ去り、ルルーシュはくたりとその身体を打ち伏した。  始めに着ていた衣装はひ…
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こんな夜

ルル様と片翼さんがひたすらいちゃいちゃしているだけの話     R18です  そっと吐き出す細い息が、火照った肌よりなお熱い。 「……はっ……あ、ん」  堪えきれずにルルーシュは長椅子に身を預ける。 「ああっ、そこっ」 「気持ちいいんだね」  白い足のつま先。桜貝のような爪と指をスザクは口に…
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セカイ

セカイ ───暗闇からこの香りが近づいてきたんだ。  地下深くの牢獄にルルーシュたちがたどり着いたのは、深夜であった。月の出ていない闇夜だ。 「スザク!」  背中の翼が揺れた瞬間には重厚な扉など何の役にも立たない。たどり着いたルルーシュとC.C.の前で、スザクは静かに笑う。 「……何だ、お前…
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狂うけもの

ルル様と片翼さん R18です  客室露天風呂付き。これは絶対条件だ。そしてこれにスザクがさらに条件を上乗せした。  湯上がりのしどけない浴衣姿でルルーシュが畳に横たわる。  今回シュナイゼルからの仕事の報酬として、ルルーシュは「絶対に温泉だ!」と言い切った。しかも日本で!と条件…
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宿星のつがい

弟を観察するシュナ様  庭の賑やかさにシュナイゼルは視線を向ける。 「ナナリー、落とすよ」 「はい!」  その声と共に白い影がふわりと木から落とされる。帽子は難なく妹の手の中に戻っていった。 「スザクさん、有り難うございます」 「どういたしまして」  風に飛ばされた帽子が枝にでも引っかか…
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ルル様おまけ/ギアスパンプス

おまけ 「スザク、どうだこれ」 ルル様が満面の笑みで片翼さんに見せたもの、両手に持っているのは先日発表されたコードギアスのコラボのパンプス2種です。 黒のパンプスはルルーシュ、白のパンプスはスザク。 「……うん。薄荷が『何これ!』って騒いでいた靴だよね」 「白いパンプスはセブンのイメージなんだな。で…
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月なき夜にはあくなき夢を 35 (完結)

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 35.」 引っ立てられていく人間たちを眺めながら、カレンはああ終わったんだなとそう思う。隣で受け取ったチップの確認をしていたジノが楽しげな声をあげた。 「あははは」 「何よ」 ほら、と見せられた画面には数字の羅列。最初は何のことなのかわか…
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月なき夜にはあくなき夢を 34.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 34.」 猛スピードで走ってくるカレンを、ジノが驚いたように慌てて受け止めた。 「一体どうしたんだよ」 何でもないとカレンは首を横に振るが、どう見ても何かあったようにしか思えない。聞き出そうとするジノの言葉を遮るように、カレンはポケットから小さ…
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月なき夜にはあくなき夢を 33.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 33.」 爆発はほとんどの収まりを見せており、建物がいくつか崩壊しているにも関わらず生徒たちへの人的被害は無に近かった。関係した数名のみが巻き込まれただけだ。それも絶対巻き込まれなければならない人物たちだけが、確実に巻き込まれている。 とはいえ、学校で爆…
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月なき夜にはあくなき夢を 32.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 32.」 ルルーシュを抱えあげたスザクが建物の外へと出てみれば、騒然とした空間が広がっている。地下にあった建物が吹き飛んだのだから、それは当たり前だろう。ただし、建物の大きさの割に、被害の規模はかなり小さい。シュナイゼルが施した仕掛けによるものなの…
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月なき夜にはあくなき夢を 31

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 31.」 R18 ルルーシュに迫られて、それを断れる奴がいたらお目にかかりたいとスザクは思う。 可愛く強請られてキスをすれば、ルルーシュは更に自分から強く押しつけてくる。薄く開いた唇の間にねじ込まれる舌は、いつものルルーシュよりも熱かった。…
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月なき夜にはあくなき夢を 30.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 30.」 一瞬反応が遅れたとはいえ、ナイフが床を滑っていくのとスザクの蹴りによってマオが飛ばされるのは、それでもほぼ同時であった。少なくともその場にいたジノとカレンにはそう見えた。 「ルルーシュ!」 「あ、ああ何とか大丈夫だ。ったく、何を飲まされたのか…
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月なき夜にはあくなき夢を 29.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 29.」 スザクにしか出来ない。 神楽耶の力を秘めた神剣を手に、神楽耶の光の力を受け継いだスザクは舞う。地を清め、魂を鎮め、封印する為に。 黙ってそれを眺めていたカレンは、その舞の所作に剣の立ち居振る舞いの全てが凝縮されている事に気付く。 (………
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月なき夜にはあくなき夢を 28.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 28.」 マオの振り上げられたナイフはルルーシュの顔の真横に突き刺さる。 「焦るな、馬鹿が」 妖しく笑うルルーシュに下からのぞき込まれ、体が一瞬硬直したマオだ。その一瞬の隙にルルーシュが巧みに罠を仕掛けているとは気付くよしもない。その罠のおかげ…
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月なき夜にはあくなき夢を 27.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 27.」 一体何の剣だというのか。スザクの頭の中にあるのは、とにかくルルーシュをすぐにでも探しだし、救い出さねばならないということだ。 「C.C.、武器なんていらないよ!」 「ただの剣じゃない。少し落ち着け御神体」 落ち着けと言われて落ち着けるはずなどな…
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月なき夜にはあくなき夢を 26

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 26.」 確かに間に合わなかった。 ナナリーの暴走を止めることは、間に合わなかったのだから。 あたりに散らばった実験用であろう器具はすべて粉々にされ、足の踏み場もない部屋の真ん中でナナリーが立っている。そのナナリーの横では胎児のように体を丸めた体勢のアーニ…
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月なき夜にはあくなき夢を 25.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 25.」 驚愕に目を見開いていた男は、慌てて拳を構えスザクへと向かっていく。だが、スザクはあまりにも軽すぎる身のこなしでまるで子供の拳を避けるが如くかわすと、無造作に手首を掴んだ。そのままぐいっと後ろへと投げ飛ばす。言っておくが、相手はかなりガタイのいい体の持…
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月なき夜にはあくなき夢を 24.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 24.」 爆発による煙と埃が立ちこめる部屋の中で、マオはずるずると床へと座り込む。 その前には先ほどまでマオを恐怖に陥れていた少女が床に倒れていた。その後ろでは肩で息をしている状態の白衣の男が立っている。 「お、おそいじゃないか!」 助けにくるのならばもっと早く…
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月なき夜にはあくなき夢を 23

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 23.」 立ち上がったスザクとルルーシュは、足元からくる震えを感じている。 「……ナナリーだ」 呟いたスザクに、青ざめた顔のルルーシュが小さく頷く。 「行こう、ルルーシュ」 言葉と同時にスザクはルルーシュを抱き上げると、そのま…
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月なき夜にはあくなき夢を 22.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 22.」 カリーヌの、その腕の細さからは到底信じられないほどの力で掴まれ、アーニャはふりほどくことが出来ない。 「離して」 体の細さもおかしいと思ったが、様子もおかしく、アーニャはイヤな感覚に見舞われていた。 (おかしい。この子、変) …
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月なき夜にはあくなき夢を 21.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 21.」 その夜は月のない空だった。 (月が……ない) 月は満ち欠けを繰り返すのだから、満月もあれば新月もある。だが、スザクにとって月のない夜など考えられないのだ。月だけではない、ルルーシュはスザクにとって光そのものであった。 ───ルルーシ…
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月なき夜にはあくなき夢を 20.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 20..」 カフェテリアは、朝食の食器の立てる音や、生徒達の話し声のざわめきが広がっている。朝の光の中でのいつもの光景ではあるが、その中の一角が朝の爽やかさとはかけ離れた空気を放っていた。 ルルーシュである。 本人としては『定位置』に座っている…
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月なき夜にはあくなき夢を 19.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 19.」 C.C.からの連絡に、ルルーシュは怒りを爆発させる。 「どうして気付かなかったんだ!」 この場所があのV.V.の念が残る場所だと分かっていたら、最初から関わることもなかっただろう。だが、あの忌まわしい出来事から、数百年もの年月…
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月なき夜にはあくなき夢を 18

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 18.」 少し女性向表現あり 同室の友人がベッドの中で寝返りを打った。 慌ててタブレットをブランケットの中に押し込んで寝たふりをしたが、どうやら起きることはなく、規則正しい寝息は続いている。カレンはほっと安堵の息を吐くと、再びタブレ…
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月なき夜にはあくなき夢を 17.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 17.」 カレンがカフェテリアに向かえば、ルルーシュとスザクは何食わぬ顔で座っている。 「ルルーシュ、はい」 隣にはスザクがいて、フォークに突き刺した苺をルルーシュの口に運んでおり、すでに見慣れた、でも決してその空気には慣れることのない風景がそこに…
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月なき夜にはあくなき夢を 16.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 16.」 まるで催眠術のようだ。 カレンが一番に思った感想はそれだった。 (何か仕掛けでもあるのかしら?) 思わずそう考えてしまうほど、その行動には首を傾げるしかない。 自室からあの2人が出てきたのだが、その2人が歩き出すと同時に「…
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月なき夜にはあくなき夢を 15.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 15.」 部屋へと戻る最後の角で、スザクは一度立ち止まり確認してからゆっくりと歩いていく。音は完全に消す。だからドアを必死になって開けようと四苦八苦している連中には、全く気づかれることはない。 「……何してる?」 声をかけた瞬間のその驚きの表情とい…
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月なき夜にはあくなき夢を 14.

君の罪は僕の罰 第二章 「月なき夜にはあくなき夢を 14.」 実際、マオを探していた訳だが見つけたら見つけたところで、慌てるのもこちらだ。何しろ、こちらの動きを悟られれば一巻の終わりだからだ。 だがしかし、そんなこと全く不要だとばかりに、マオはジノにもカレンにも視線を移すことはない。 「………
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月なき夜にはあくなき夢を 13.

君の罪は僕の罰  第二章 「月なき夜にはあくなき夢を」 13. 男に睨まれ、マオは仕方なくヘッドフォンを外した。おかげで遮断していた外界の世界から、容赦ない雑音が飛び込んでくる。とはいっても、開け放たれた窓から時折鳥のさえずりが聞こえるだけだ。だが、マオにとっては「必要以外の音」…
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月なき夜にはあくなき夢を 12.

君の罪は僕の罰  第二章 「月なき夜にはあくなき夢を」 12. 月明かりの差し込む窓に、ナナリーは立っている。 「誰か……泣いてる……」 「ナナリー……?」 振り返れば、アーニャがベッドの上に起きあがっていた。こくりと首を傾げればいつも結んである髪が、ふわりと肩にこぼれる。…
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