テーマ:双子を区別する簡単な方法

双子を区別する簡単な方法 完結

双子を区別する簡単な方法 155.(完結) 「腹に一発だけです」 すました顔でそう言った息子の頭に、父は同じく一発の拳を与えておいた。ぐわんぐわん揺れる頭を抱えながら、スザクは「剣は使ってない!」と主張してみたものの、それで?と父親に返されるともうそれで終わりである。 「手を出すなと言っておいただろ…
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双子を区別する簡単な方法 154.

双子を区別する簡単な方法 154. 一瞬で何かを感じた男は回したノブを掴んで反射的に扉を閉めた。そのまま回れ右をして逃げ帰ればいい。それなのに、なぜかノブから手が離れないのだ。離せない。意識としては「手を離せ」と命じているのに、体が言うことを聞かない。このおかしな現象に、改めて自分の手を見る…
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双子を区別する簡単な方法 153.

双子を区別する簡単な方法 153. 大量の食材は心配することもなく、全員の胃袋に綺麗に収まった。明日の朝食用以外、残っていない。育ち盛り、食べ盛りの高校生が10人いるのだからこれは当然と言えば当然なのかもしれないが、何よりもその料理の美味しさが大きな理由の一つであろう。 お腹いっぱ~い、もう食べられな~いなん…
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双子を区別する簡単な方法 152.

双子を区別する簡単な方法 152. 本当に山のような食料品にゼロとルルーシュが苦笑する。 「……バーベキューにでもするかと考えたんだが、これ全部は無理だな」 肉、魚、野菜程度ならバーベキューで何とかなるだろうが、その他にフルーツやアイスクリームなどもある。 「……デザートにするにしてもと…
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双子を区別する簡単な方法 151.

双子を区別する簡単な方法 151. さほど深い繋がりが無いからこそ、知らずに入り込んでくる。入ってはいけないテリトリーなど分かるはずもないのだ。 「帰れ」 食品配達の軽トラックの運転席から人と良さそうなおじさんが降り立った後に、助手席からマオが降りてきたのだ。 「あんな車初めて乗ったよ」…
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双子を区別する簡単な方法 150.

必要です。 走りよった弟にC.C.は声もなくしがみついた。顔色も相当悪かったのだが、ルルーシュが来たことで少し落ち着いたようだ。詳しいことがよく分かっていないミレイとシャーリーには「ちょっとトラウマが」と説明すると、二人ともそれ以上は踏み込んでいけないところなのは理解しているようで、たったそれだけの説明…
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双子を区別する簡単な方法 149.

再び現れる影 「……なあ、遅くないか?」 時計を確認したゼロに、ルルーシュも頷く。食料品の買い出しにしては時間がかかりすぎている気がする。 「どうせ他の店でも見ているんだろ?」 「……それはありえるね」 ゲンブとスザクの二人は顔を見合わせてため息をついた。ショッピングモールでお供をさせられた…
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双子を区別する簡単な方法 148.

少しだけ! どこまでを掃除の範囲とすればいいのか、さっぱりわからない建物にゲンブとスザクは独断で線を引いた。 「今朝まで使っていない場所は、今後も使わない!」 「そうだよな、キリ無いし」 キッチンはゼロとルルーシュに任せて、それこそ「適当」に掃除機をかけた。その後でランドリーボックス…
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双子を区別する簡単な方法 147.

とは言っても。 とはいえスザクも「ここ」が何処かは分かっているし、色々しでかすとどうなるかも分かっている。だから本当に残念ではあったが軽く(スザク比)一回だけで止めておいた。それでも朝から忙しくしていたルルーシュには相当の運動になってしまったようで、達するのと同時に気を失うように倒れこんだのだ。 …
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双子を区別する簡単な方法 146.

バカップル 少しですが女性向表現あります。R18 さて、ゲンブとゼロの後を追いかけていた「覗き魔軍団」は、今度はどうしようかと悩んでいる最中だ。こちらの計画としてはおおっぴらにイチャついているであろう二人の後ろから「わーっ!」なんて脅かして、笑えばいいという考えだったの…
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双子を区別する簡単な方法 145.

夜 料理は完璧であった。実家がレストランのカレンも思わず唸るほどの出来映えである。しかし人数が人数な為に、山のように用意したはずの料理がどんどんと消えていく。別荘に備わっているキッチンは建物の大きさに比例してかなりの設備が整っているが、それはほぼ業務用の設備ということなのだ。おそらくはお抱えのシェフでも連れ…
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双子を区別する簡単な方法 144.

いちゃいちゃ 山のような食材を前に、一体どこから手をつければいいのかと思っていたゲンブとスザクであったが、ゼロとルルーシュはすぐにメニューが決まっていくようであった。 「スペアリブはオーブンで焼けばいいだろう。ほらマーマレードもある。このボールに全部出してくれスザク」 「魚はアクアパッツ…
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双子を区別する簡単な方法 143.

あいつか。 目にも止まらぬ早さで、狼双子がパートナーに走り寄るとバスタオルで包みこんだ。 「何するんだ!」 当然のように上がるゼロとルルーシュからの文句に、狼双子が声を揃える。 「それはこっちの台詞だよ!」 「なんだよ、それ!」 それは何だと問われれば「水着」だと答えるしかない。 「…
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双子を区別する簡単な方法 142.

お掃除中 ガシガシガシガシとデッキブラシを動かしていく。 「イヤッホーイッ! リヴァル、来い!」 「ジノ、そっちそっち!」 デッキブラシをスティックに、壊れたブラシをパックがわり。アイスホッケーよろしく、がんがんはしゃぎまわってるのはジノとリヴァル。そんな二人を後目に黙り込んで擦っているのは枢…
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双子を区別する簡単な方法 141.

到着。 うわあ、すっごーい!と歓声を上げているのはカレンとシャーリーだ。 「……これが個人の別荘って」 「凄いよなあ」 最寄りの駅から徒歩20分。さっさとタクシーでも拾えばいいのに、ミレイは「歩くわよ」とこともなげにそう言い切った。 「だって20分よ? それに途中で食料買わないと何に…
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双子を区別する簡単な方法 140.

忘れているけど、旅行計画もあります。 「貴様、ゼロとルルーシュに何してくれているんだ!」 「いやいや、俺はゼロだけだって」 ぎりぎりと制服のカッターシャツの襟元を絞めあげるC.C.にゲンブが「ねーちゃん、ギブギブ」と声をあげる。 「そういえば……兄貴お前どうして制服なんだ?」 すでに着替…
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双子を区別する簡単な方法 139.

将来 放り出したままだった鞄と靴が揃えられていることに、スザクは玄関まできて気付いた。 「……ゲンブ、帰ってきたんだ」 リビングの窓から確認すれば、兄の自転車も並んでいる。ゲンブのことだから、全部分かっているのだろう。スザクは冷蔵庫からスポーツドリンクのボトルを二本取り出すと、鼻歌交じり…
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双子を区別する簡単な方法 138.

弟カップルver. 女性向表現あります。 まさしく飛ぶように帰ってきた、というのがぴったりの表現だったと思う。ゼロが毎朝息も絶え絶えの状態で机に突っ伏しているのが不思議でならなかったルルーシュだが、実際体験してみると、こういうことかと良く分かる。自転車の後部に「乗せてもらっているのに」それがこれほ…
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双子を区別する簡単な方法 137.

兄カップルver. 女性向表現あります。 またかよ、と頭を抱えたのはリヴァルとジノである。教室には不在の机が4つ。教室に入ってきた教師も顔を顰めている。 「枢木の馬鹿兄弟はともかくとして、もう一組もいないのはどういうことだ」 「……ええと……具合が悪いようで……」 勿論こんな…
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双子を区別する簡単な方法 136.

自らを差し出しにいく黒猫さんたち。 (道交法違反は見逃してやってください。フィクション・苦笑) 「……ルルーシュは?」 ランチタイム、お弁当箱を持ってわざわざ高等部の校舎までやってきたアーニャは、目的の人がいないことに頬を膨らませた。 「さっきスザクと教室出ていったぞ? まああいつらも二人でいたい…
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双子を区別する簡単な方法 135.

黒猫さんたち。 控えめなノックの音とそれに続いたルルーシュの呼びかけに、ゼロは「大丈夫だ」と答えた。その返事にルルーシュは部屋に入ってくる。 「……母さんは?」 ルルーシュはゼロにスポーツドリンクのボトルと共に、机の上に残されていたメモを手渡した。母の細い字で「お隣でケーキを作っています」と書か…
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双子を区別する簡単な方法 134.

お仕置きの理由 くすくすと笑いながら、ちらちらと眺める生徒達。 晒し者になっている双子を面白そうな顔で眺めているのはリヴァルとジノだ。 「……お前等、何しでかしたんだよ」 「会長とC.C.の買い物にさ……」 そう話し出したスザクに「会長!?」と騒いだリヴァルだったがそれも最初だけであ…
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双子を区別する簡単な方法 133.

やっぱり。 「……ゼロ、オレは今一番肝心な事に気付いた」 スザクにまた取ってもらったカンガルーの縫いぐるみを手に───ルルーシュが何度も挑戦したのだが取れなかったのを、スザクが2回の挑戦で取ってしまった───ルルーシュは自分の兄に報告する。 「何を?」 ゼロは小さなキャンディーを数個落として喜んで…
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双子を区別する簡単な方法 132.

いぬとくま さて、こちらは女子三人組。 ランチタイムを過ぎているせいか、フードコートも空席が出来ていた。その一つにミレイとC.C.に挟まれるようにして座るシャーリー。 「結局のろけってヤツよねぇ」 シャーリーから面白い話でも聞けるかと思えば、それはようするに盛大なのろけ話であった。 「あ…
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双子を区別する簡単な方法 131.

投下。 ───生徒会執行部の旅行。 なんとなく上手く言いくるめられた感はあるが、身内だけならいいか───と思っているのは何も狼双子だけではなく、ゼロとルルーシュもである。ルルーシュはスザクと手を繋いで並んで歩きながら、ゼロは見た目にはゲンブに手を掴まれて引っ張られながら、同じことを考えている。…
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双子を区別する簡単な方法 130.

荷物持ち ゲンブとスザクは両手にそれぞれショップの紙袋を大量にぶら下げている。それらは全てミレイとC.C.のものだ。ご本人達は急遽買い物の追加が出来たと飛んでいってしまっている。 「……だったら最初っから女だけで買い物出来たってことだよね……」 「よーするに、荷物持ち」 追加とな…
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双子を区別する簡単な方法 129.

プール! 「ルルーシュ、何見てるの?」 予約してあるという店に向かって歩いている途中でルルーシュが立ち止まった。ぶっちゃけ、ミレイよりも遙かにルルーシュの方に注目が集まっているのでミレイの最初の目的である「ナンパ避け&買い物三昧」は達成出来ているのだが、そのおかげスザクはルルーシュを守ること…
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双子を区別する簡単な方法 128.

試着中 シャッと音を立ててフィッティングルームのカーテンが開く。 「どうだ?」 細身のワンピースを着たC.C.が現れる。 「いいんじゃないのか?」 「そんなもんだろ」 ゼロとゲンブの後ろで、店員のお姉さんも「お似合いですぅ」と言葉を添える。だが、C.C.はその目の前で再びカーテンを閉める。2~3…
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双子を区別する簡単な方法 127.

組み直し。 「ゼロ……迎えに行って交代しようかと思ったのに……」 切られた携帯を手に、スザクにそう言われゼロは言葉に詰まる。 「ゲンブと一緒にいたいって言えばいいのにさ」 「そ、そんな事っ!」 ───ゼロが言える訳がない。 ルルーシュにもう一度掛け直しているスザクを見て、ゼロもゲンブにかけ…
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双子を区別する簡単な方法 126.

あっちとこっち 「あっ、あそこにいる!」 こちらは置いていかれたゼロとスザクである。2人の後ろをC.C.が歩いていく形になっており、はっきり言って買い物どころではない。 「もお! 会長ふらふら歩きすぎなんだってば!」 「……ミレイはいつもああだぞ」 一つの店で長い間居てくれればいいのに、これがま…
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