ずっと君をさがしてた 54.

おなじだから。(R18)





ぬるめですが。









なんか新婚さんみたい。
なーんて、ご機嫌な顔でルルーシュの横でカートを押しているスザクだ。
「お前何食べたい?」
そりゃ先輩です、なんてここでは言えないので今日は和食がいいと答えた。
「和食?」
「うん。さっぱりしたのがいいなあ。道場の凪沙さん───あ、藤堂先生の奥さんなんだけど、凪沙さんは僕にはとにかく肉食わせとけ!ってところがあって」
それは凪沙だけに限ったことではなく、元々道場は凪沙の実家なので最初スザクに「ご飯食べていきなさい」と言い出したのは凪沙の母だ。そして、この母も凪沙同様、若い男の子にはとにかくお肉食べさせなさいという考えなので、道場で食事というととにかく肉料理が並ぶ。
「メインが肉料理だけじゃなくて、周り全部が肉になるんだよ……」
例えば昨夜の夕食はカツ丼の隣にピーマンの肉詰めが並び、野菜炒めは八割が肉だった。スザクの為に用意してくれているのはわかっているので、全部平らげたのだが、さすがのスザクもこれはどうなんだろうと思う。
「高校生の男子なんてそんなものだろう?」
「えー、先輩は違うよね?」
いつもルルーシュが作ってくれるお弁当にしても、スザクの家で作ってくれる夕食にしても、肉の占める割合はそれほど多くない。
「そっか、先輩のご飯に慣れちゃったんだね。んー、このままずっと先輩に作ってもらおっと」
「? 弁当は毎日作ってやるぞ?」
違うよ、とスザクはルルーシュの耳元で囁いた。

「プロポーズ」

「なっ……は? いや、ええと……」
しどろもどろ、顔を赤くしているルルーシュは可愛さ満点だ。更に追い打ちをかけようとしたスザクの後ろで女の子の声がした。
「ルルーシュ!」
「え? ああ、モニカ」
「買い物?」
ちらっと見れば可愛い部類には入るであろう女の子が立っている。金髪に赤いリボンがくるくると巻かれていた。そして、モニカもスザクをちらりと見る。というか、実はさっきからこの二人を眺めていたのだ。とにかく女の子の間では人気のあったルルーシュ。フェミニストだからとことん優しくて、甘かった。

ルルーシュ、すっごく優しかったのに変わっちゃったのよねぇ。学校も遠いところにしちゃうし。

「……誰?」
「モニカ。小学校から一緒だったんだ」
「ふうん……」
最初は童顔で優しそうな印象を受けたスザクは、現在ルルーシュの後ろでじっとモニカを見ている。そして、ルルーシュは振り返るとスザクに苦笑した。
「威嚇するな」
「だってさ……」

こういう場面では絶対に女の子の味方だったのに、ルルーシュはこちらの心配はしない。
「じゃあね」
手をあげてくるん、と回れ右で二人を後にする。
そんな扱いはこちらだって嫌だから。
この男の子がいる限りルルーシュはこっちを見てくれることはないと分かったから。


ソファに腰掛けたルルーシュの足の間にあるスザクの頭を、細い指がかき回す。背はソファにすっかり預けた状態だったから上目遣いで見ればルルーシュが白い喉を晒しているのが分かった。 ん、ん、と短く発せられる声に隠しきれていない欲が見えて、スザクは気分を良くしてさらに唇で絞るように愛撫する。途端に、ルルーシュの腰が小さく跳ねた。
「あっ……もっダメだ、スザク、駄目!」
先っぽをきゅうっと吸い上げるようにしてやれば我慢しきれずにスザクの口の中にルルーシュは熱を吐き出す。それに羞恥を覚えたのか、ルルーシュは首筋まで真っ赤になる。
「……お前、そんな」
手の甲でぐいと唇をぬぐってスザクは笑って、まだ快感が残っているルルーシュの芯に舌を這わせてみる。刺激が強すぎたのか、ルルーシュは短い悲鳴を上げて体を跳ね上げた。
「あっ、」
「先輩、可愛い……」
吐き出した後で柔らかさが戻ってきているそれをもう一度舐めてから、指先で双丘のくぼみを押してみる。ゆっくり撫でて、更に少し押し込んで、そんな繰り返しをしていればルルーシュが睨んだ。
「ジラすなっ」
「挿れて、って言ってみて」
そう言ったくせにスザクはルルーシュの返事を待たずに指を奥まで押し込んだ。
「はあああっ!」
「もう僕が限界」
すぐに増やされた指で中をかき回される。硬さを失っていたものがゆるく勃ちあがり始める。
「いや、だ、そんなに、あ……おかしく、なるッ」
いつもはもう少しじっくりと解されるのに、今日のスザクは余裕がない動きで広げていく。ルルーシュの弱いところばかりを狙われ、ルルーシュは喘ぐ声もおさえられずにいた。
「ルルーシュ……」
スザクの低い声が甘さを含んでルルーシュを誘う。
「挿れる、から」
「……お前、どうした?」
「ごめん、ちょっと……嫉妬」
そう言いおいてルルーシュの腰を抱え込んでスザクはゆっくりと埋めていく。
喉がひきつる。 声が声にならずに掠れて途切れ途切れに喘ぐ。

スザクの知らないルルーシュを知っている女の子。

たったこれだけのことなのに、苛立つ自分がいる。他にもそんな子は山ほどいる。カレンだって、ミレイだってそうだ。
なのに、あの女の子だけにはこんな感情を持ってしまう。それは、ルルーシュが好きだと、自分に向けてきたあの女の子の気持ちが分かるからだ。

「ふ、ぁ……んん、」
「ルルーシュ、ルルーシュ」
ぶつかる卑猥な音に、互いの乱れる呼吸が重なる。
「ごめん、先輩ごめん」
自分の欲望とどろどろしたこの嫉妬。きれいな先輩をも染めてしまわないだろうか。
「……オレっも、いっしょ、だ……からっ!」
強く深く押し込めばルルーシュは背中をそらせると再度吐き出した。内部も締め付けられてスザクも奥へと到達すると、そのままルルーシュの胸に崩れた。
優しくて温かくて、いい匂いがする。
「……おまえ、だけじゃ、ないから……」
「先輩」
何度も白い胸を上下させてルルーシュは息を整える。

「オレだってお前が絡むと……おかしくなる」

せっかく整えた息は次の瞬間にはスザクの唇に塞がれる。
「もう一回お願いします」
「へ? え、ちょっと、待てっ! 待てええええええ」

色んな面で教育が必要な二人である。 あれもそれも。







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