テーマ:麒麟と王 番外編

お誕生日おめでとう。

ちっちゃい台輔の誕生日 蓬山は蓬廬宮。そこにある白銀で出来たようなまばゆい捨身木に、ある晩秋の日、黄金色をした麒麟の実がなりました。両の手のひらで包めるほど、まだ小さい実です。その実がなると同時に、捨身木の地中の根では一つの金色の卵が孵りました。中から現れたのは女怪です。明るい緑の髪、金色の目をした…
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みんなが大事

ちっちゃい台輔とアーニャ 「うわあ、おっきいわんちゃん!」 「すごーい、すごーい」 今日は城下の町の視察です。とってもいいお天気で、お散歩にはもってこいの穏やかで暖かい日です。 でもただのお散歩ではありません。2人はこの国のれっきとした君主です。時間のある時は民達の声を直接聞く為に、視察をする…
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だいすき!

ちっちゃい2人のバレンタイン この世界に「バレンタイン」なるものを持ち込んだのは、雁国の台輔六太です。しょっちゅう、空を駆けては蓬莱───現代の日本に遊びに行ってはおかしな物を持ち込むのです。 「桃色のおかしな形のヤツがふわふわしててさ、女が群がってたんだ」 これを訳してくれるのが慶国女…
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The crop of autumn 秋の実り

ちっちゃい主上とちっちゃい台輔の稲刈り。 ひょい、と園林を覗いたのは金の髪をした少年です。 「……あれ?」 少年の名は六太。雁国は延王の麒麟、延台輔です。六太はもう一度ぐるりとその場を眺めました。 「おっかしいなあ」 そんな六太に後ろから声がかかりました。 「延台輔!」 …
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Boys' Festival

端午の節句(ちっちゃい主上と台輔) 今日は端午の節句です。 五節句の一つであり、季節の節目に身の穢れを祓う災厄除けの大切な行事です。なので、ちっちゃい主上と台輔の住むこの宮殿でも女官達が朝から準備に追われていました。よもぎを摘み、菖蒲を用意します。 宮殿前の広場では先程から人々の歓声が聞…
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”All right”

「君達なら大丈夫」 ちっちゃい主上と台輔&おっきい主上と台輔 「まああっ! まあ、まあ!」 ちっちゃい主上とちっちゃい台輔に大喜びしているのはセシル達です。 「セシル、2人が困っているだろう?」 ルルーシュが苦笑していますが、女官達の大騒ぎは止まりません。それはそうでしょう。自分達の主上と台輔のミニサイズ…
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What is "Work"?

大きな悩みを抱ゆる小さなスザク(ちっちゃい台輔) 景麒は先ほどから本気で困っています。何故か。 小さな麒麟が景麒の衣服を掴んで離さないからです。 「ねえねえ、けいきはどうしたらいいとおもう?」 景麒の腰にも届かない小さな麒麟はスザクという名の麒麟です。蓬山に生まれてわずか五年ののちに自分の王を見つ…
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HAPPY BIRTHDAY TO YOU !

ちっちゃい主上のお誕生日。 ルルーシュの国にも静かに冬の季節がやってきました。まだ本格的な冬は来ていませんが、時折北風に乗って風花が舞っています。そのうち真っ白な世界が広がっていくでしょう。 王宮の美しい園林も冬枯れの木立が立ち並び、寒々しく感じます。そんな寒い風景の中でも楽しそうな笑い声が響いていま…
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Our two younger brothers cute.

ちっちゃい主上と台輔のハロウィン・・・? その日は朝からとても綺麗に晴れていました。澄み切った青空がまぶしくて周りがキラキラ輝いています。 小さな主上と台輔は宮殿の園林で2人で仲良く遊んでいました。 昨日、遠い街まで視察に出掛けたのです。たくさんお仕事をしたのでロイド達が今日はお休みです、と…
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Night when it laughs at the moon

ちっちゃい主上とちっちゃい台輔シリーズ(?) 今夜の添い寝当番はミレイでした。 いつものように一つの寝台に主上と台輔は揃って潜り込みます。大きな枕に頭を並べて顔を見合わせて笑っているとミレイが本を持ってやってきました。 よいしょ、と側の椅子に腰掛けます。 「ミレイ、はやくよんで!!…
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Happy every day!!

ちっちゃい台輔の七夕騒動。 スザクが回廊から園林を覗けば、女官達が賑やかになにやら庭に並べています。 「なにしてるの?」 「まあ、台輔!」 中庭にしつらえた台の上にはいろいろな捧げ物が並べられ、美しい布や糸も同じように並んでいます。 とても綺麗です。 よいしょ、とスザクは石段を…
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Thanks MAM!!!

ちっちゃい主上とちっちゃい台輔、再び。 ※今回も細かいことは気にしないで下さいね! とことことこ、主上が歩いています。 とてとてとて、台輔も歩いています。 2人はいつものように手を繋いで歩いています。見た目はぎゅうぎゅうしたくなるほどの可愛さですが、実は物凄く悩んで…
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銀も金も玉も何せむに

拍手SS。 セリフリクエストで頂いた麒麟と王の「うちの子に何をする!」「家の大事な子(麒麟)に何するっ!」の後日談です。 近頃の王宮では。 「ねえ!どうして皆、僕の後付いて来るの!?」 台輔の後を皆が歩くのだ。 アーニャとナナリーはそれぞれ左右の腕に掴まっているし、えーっとぉ…
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The little master and servant.

ちっちゃい主上とちっちゃい麒麟。 ※細かいことは気にしないでください(笑) とことことこ。主上が歩きます。 とてとてとて。台輔が歩きます。 主殿の玉座に小さな主上がよいしょ、とよじ登ると小さな台輔がその手助けをします。ようやく腰を落ち着けることが出来ると、あーよかったと外殿に居並ぶ官吏達は思い…
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セリフリクエスト「麒麟と王」より。

「ルル様はみんなのですっ!」 宮殿の中は変わらず穏やかだった。 女官や臣達の入れ替えの時は多少揉めたが、切られた官吏たちはやはりそれなりに切られる理由のある者達ばかりで、真面目にきちんとしていた者達へは何の咎めもなく過ぎた。 前王の名残はすでにどこにもない。 侍従も女官達もルルーシュの…
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迷子の僕たち  14 (麒麟と王番外)

スザクVer. 07.熱があるみたい(太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま ルルーシュの事が気になって気になって仕方が無い。 スザクは意識がそちらに飛びそうなのを必死で抑えて岩を登る。 (どうしてかな?) とにかく最初は儚くて消えそうでまるで生気が無くて。昇山なんて絶対に無理だと思ってい…
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迷子の僕たち  13 (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 07.褪せる記憶は何色の(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま 歌姫が歌う。小さな体から朗々と響き渡る美しい歌声。観客は主上唯一人。 だが歌声は宮殿中に聞こえている。 歌声が聞こえてくると、皆部屋の扉を開ける。窓も開放つ。なるべく音を立てないように皆静かに仕事をする。その歌を聞き…
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迷子の僕たち  12 (麒麟と王番外)

スザクVer. 06.たどり着いたら抱きしめるよ (太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま スザクが小さなガラス玉を握り締めて眠っている事にユフィが気が付いた。 「あら?これは何でしょう?」 ずり落ちそうな上掛けをスザクに掛け直していた女仙も首を傾げる。 「ユーフェミア様の物だとばかり思ってお…
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迷子の僕たち  11 (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 06.月が真珠の血を流す(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま 「ルルーシュ」 まだ、手入れが行き届いていない後宮の路亭。古びて、大木の陰になり人目に付きにくい。 現れたスザクにルルーシュは苦笑した。 「見つからないようにしていたんだ」 「王気を辿ったんだ」 「お前には無理…
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迷子の僕たち  10 (麒麟と王番外)

スザクVer. 05.月に焦がれて独りごと(太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま 「王かあ…」 ずっと言われてきた。天啓があると。麒麟にだけ王気が見えるのだと。 今回の昇山者の中にもいなかった。大勢の視線を浴びながら、女仙達と何度も石畳の道を歩いた。 堂々とした体躯の将軍は絶対に自分…
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迷子の僕たち  9 (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 05.雲から見てた愚問はやめた(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま シャーリーはちょっとだけ悔しくて、少し嬉しくて、照れ隠しに台輔の顔を睨んで見せた。 ルルーシュが王様に選ばれたとロイドに教えられた時はびっくりして、そしてセシルと手を取り合って喜んだ。 「ルル様が王…
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迷子の僕たち  8 (麒麟と王番外)

スザクVer. 04.向日葵だけだった(太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま アーニャは妖魔の豹だ。そして生まれつき色素が無い。いわゆるアルビノだ。 本来ならば茶色い体毛に覆われ、こげ茶や黒などの豹紋が入り黄海の岩陰に身を隠すはずだが、アーニャは真っ白い毛に覆われて目立ち過ぎた。僅かにある豹紋も淡い…
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迷子の僕たち  7 (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 04.君の夢に付き合うよ(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま 「どうもぉ!ロイド・アスプルンドです。よろしくお願いしますねえルルーシュ様」 新しく来た教師は変な人間だった。 ルルーシュには今まで何人も教師が就いた。その殆どが名前だけの教師だった。 大抵初日で辞めていく。長くて…
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迷子の僕たち  6 (麒麟と王番外)

スザクVer. 03.もがく鳥を見ていた(太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま ジノは昨日まで洞窟の中が住み処だった。大きな翼と鋭い爪と嘴を持ち、その辺りでは恐れられた妖魔だった。 黄海を旅する者達は、皆揃って洞窟に近付く道を避けた。 人が通らないから自然と道も消える。鬱蒼と生い茂った木々に洞窟は…
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迷子の僕たち 5  (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 03.秘密をひとりじめ(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま シャルとシュナは飛鼠だ。今は宮廷の奥院の庭が住処になっている。花が咲き乱れて居心地は上々である。 自分達が何処からきて何者なのかなんてわからないし、知りたいとも思わない。 気付いた時には蓬廬宮の庭で麒麟に折伏されていた。 あ…
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迷子の僕たち 4  (麒麟と王番外)

スザクVer. 02.誰かに触れる夢心地(太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま 小さい麒麟は動けない。 目の前には大きな、自分よりも大きな妖魔。風貌は虎に似ているが全身黒い。目だけが金色に光っている。 妖魔も麒麟を見る。人形をとるようになってまだ間がないのだろう。幼い麒麟。だが、こちらを見据えるあ…
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迷子の僕たち 3  (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 02.今夜は恋路に雲隠れ(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま 「ルルーシュ?」 「今日はお前の部屋にいる」 部屋の外ではどうやら侍従達が王を捜しているようだ。 「いいの?」 「別に構わない」 侍従も女官もさすがに台輔の部屋までは乗り込んでこない。 カレンやセシルなら平気…
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迷子の僕たち 2  (麒麟と王番外)

スザクVer. 01.目覚めよ、それは幻だ(太陽のお題より) お題配布元二の舞姫さま 蓬山の麒麟は今はスザクだ。 卵果が捨身木になり10ヶ月後、卵果と共に誕生しずっと見守ってきたスザクの女怪であるC.C.が卵果をもいだ。 金色に光る果実からスザクは産まれた。自分の王を見つける為に。 柔らかな…
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half of one's body(半身)

麒麟と王 拍手SS お正月なので、こちらも。・・・関係ありませんね。 「あの、セシルさん」 爽やかな朝、ナナリーが爆弾を落とした。 「お兄様とスザクさんは恋人同士なんですか?」 その場に居た者達は全員飲んでいたお茶を噴出した。 「ルルーシュとスザクは新婚」 アーニャの言葉に更に噴き出す。 「違うぞ…
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迷子の僕たち 1  (麒麟と王番外)

ルルーシュVer. 01.君ひとりで歩けるかい(月のお題より) お題配布元二の舞姫さま ルルーシュは母を亡くした。妹の手も離した。 ロイド達の前で泣くと心配をかけるからとルルーシュは夜中に独り枕を濡らす。 「母上、ナナリー…」 枕に顔を埋めて声を殺して泣く。 「セシル君ルルーシュ様は?」 …
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